結婚マガジン第7弾!

両家両親への結婚挨拶が済んだら「両家顔合わせ」が待っています。

自分自身が相手の両親とは顔を合わせていても、両親同士が顔を合わせるのは初めての方がほとんどではないでしょうか?

相手の両親にどう思われるかな…なにを話したらいいのかな…と不安でいっぱいになっていることと思います。

先輩カップルがおこなってきた「顔合せ」についてまとめます☆

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【両家顔合わせとは?】

今までは「結婚を約束することの儀式」として「結納」を行っていましたが、近頃では儀式的な部分は省いて「両家の親睦を深めること」を目的とした「両家顔合わせ」を行うことが多くなっています。

結婚は当人同士の合意で成り立つものとはいえ、今後は義理の両親・親族として長いお付き合いになります。その第一歩として両家で顔を合わせる場はしっかりと設けたいですね。

お互いの家族を紹介しあったり、一緒に食事をすることで人柄を知ることができます。また、結婚式や今後のふたりの生活について話題にしやすいので、両家それぞれの考えを話すことで後々のトラブルを防ぐことにもなります。

◆参加者 《両親・両家で相談のうえ、兄弟姉妹の参加もOK》

一般的には両家の両親とふたりで行います。ただし厳密なルールはなく、兄弟や祖父母・親戚を招く場合もあります。地域や家族によって考えが異なりますので、きちんと両家で話し合ったうえ誰を招くか決めましょう。決して一方の家だけで勝手に決めることのないように。

時期・時間帯 《結婚挨拶のあと1~3ヵ月以内・お昼頃

結婚挨拶を済ませ、両家の両親に結婚の承諾をもらったあとの婚約期間中に行うのが一般的。結婚挨拶のあと1~3ヶ月以内を目安に日程調整を行いましょう。

両家の顔合わせを済ませるまでは、入籍はできる限り控えた方が良いでしょう。

日柄の良い日は予約が埋まりやすいので、1ヵ月前を目安に予約が出来ると安心です。一般的には大安や友引が好まれますので事前に両親に相談しましょう。

お昼の食事の時間帯に合わせるのが一般的です。

◆場所・食事スタイル・予算 《個室・コース料理・1万円前後/1人》

料亭やホテル、レストランなど、個室のある会場で行います。

すでに結婚式場が決まっている場合は、会場の下見をかねて、結婚式場で行うのもおすすめ。「顔合わせプラン」などを用意している会場もあります。

両家の実家が離れている場合には、男性側が女性側に出向くのが一般的です。近頃では負担を平等にするため中間地点を選ぶ場合もありますので両親に相談してみましょう。

アラカルトや大皿で取り分けるスタイルは避け、コース料理を予約しましょう。 予算の相場は、1万円前後/1人あたりです。事前に苦手なものやアレルギーを確認し、お店側に伝えておくと良いですね。

◆費用の支払い 《事前に決めておく》

事前に両家で相談して決めるのが無難。近頃では両親を招待するという形で、本人同士で折半することが増えています。
どちらかが遠方の場合は、交通費と食事会費用で分担し、バランスよく調整してもよいでしょう。

当日に会場でもめることのないよう、かならず事前に決めておきましょう。

支払いは男性が代表して行うのが◎食事が終盤にさしかかり、追加注文が発生しない頃合いで、男性がさりげなく席を立ち、会計を済ませておきます。女性側の費用はあとから女性が男性に支払うようにするとスマートです。

【顔合せ当日の流れ】

1. お店の前またはフロントで両家の待ち合わせ
2. 席に通され手土産があれば、ご挨拶をした後着席前にお渡しする
3. 食事会始まりの挨拶
4. 両家の家族紹介
5. 婚約記念品があれば、披露または交換
6. 両家族全員で記念撮影
7. 乾杯の挨拶
8. 食事スタート
9. 歓談
10. 結びの挨拶

待ち合わせはお店の予約時間の5分前がベストです。

まずは男性がはじめの挨拶をします。「本日はお集まりいただき、ありがとうございます。また、私たちの結婚を認めていただいたことに感謝いたします。今日は両家で親睦を深めることができればと考えています。どうぞよろしくお願いします」など、「両家顔わ合せ」の目的を簡単に説明するといいでしょう。

その後、ふたりの自己紹介や家族紹介をおこないます。家族の紹介は自己紹介形式もしくは、ふたりが家族を紹介する形を取っても問題ありません。ふたりが家族を紹介する場合には、まず男性の父親から順に紹介し、続いて女性側を紹介すると良いでしょう。

結納品や婚約記念品がある場合、披露・交換しましょう。婚約指輪は男性が女性にはめてあげて、家族に披露すると場が華やかになります。そこで家族全員で並んで集合写真を撮影すると良い記念になりますね。

いよいよ乾杯をします。乾杯の発声は男性側の父親が行うことが一般的ですが、ふたりで話し合ってふさわしい人にお願いしてもOK。乾杯の発声をお願いする方には事前に伝えておくと準備も出来て安心です。

最後は結びの挨拶をします。「今日はありがとうございました。これから結婚式や結婚生活の準備など、いろいろとご指導いただくことと思いますが、どうぞよろしくお願いします」など、ふたりから両家の家族へお礼を述べます。

そして今後長いお付き合いになる両家の第一歩「顔合わせ」は結びとなります。


「両家顔合わせ」は大切なプロセスです。かと言って固くなり過ぎず、和やかで楽しい時間を過ごせるといいですね♪

次回からは「入籍」の準備に入ります!

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